2006年07月04日

気まま連載〜なぜDOCOは破綻したのか ある阿呆の探求〜第2回

意図的にログインしないような、「ある意味リハビリ」な日々を過ごしておりますが、まぁアレです。
やっぱネトゲ中毒になってたんだなと自覚する今日この頃です。

銀弾丸です。コンチャ。
っつーことで第2回。大胆にもイニシャルコストの検証をしてみましょう。



前回、提示した兼松エレクの事例紹介
ここにDOCO運営の目指したコンセプトらしきものが「リップサービス」付きで垣間見えます。

いわく・・・・

>24時間365日ノンストップと高品質を両立することが至上命題(宮口隆氏)
>システム構築から開発/運用/管理、 そして将来的な拡張とそれに伴うアップグレードコストまでもを視野(芹澤也人氏)

え?毎日メンテしてたやん
あ?拡張も何も、ガンガン過疎ってたやん しかも鯖をあんなに分散化して・・・・
とかいう、ツッコミはスルーして、先に進む。

推察されるに、相当贅沢で、かつ理想を貫いた選定をしていると考えられます。
そもそも兼松エレクをSIer
(System Integrationの略称SIに「〜する人」を意味する-erをつけて「System Integrater」とした造語)
とした理由は謎ですが、

結果、構築されたシステムは以下のとおりになったようです。

<DOCOシステム概要>
docosys.JPG


でだ。


>IBMのブレード・サーバーの選定理由について、省スペースとパフォーマンスの両立と共に、サーバーのネットワークの冗長化をBladeCenterで実現

2003/12/19日本IBMからのプレスリリースを転機すると・・・


 日本アイ・ビー・エム株式会社は12月19日、株式会社セガより2004年発売予定のPC版オンラインゲーム「ダービーオーナーズクラブ オンライン」のシステムインフラに「IBM eServer BladeCenter」が採用されたことを発表した。システムの構築および導入は兼松エレクトロニクス株式会社が担当している。

 BladeCenterは、高さ7Uの格納装置にブレードサーバー「BladeCenter HS20」を14枚格納できるサーバーシステム。ホットスワップにも対応しており、差し込むだけでハードウェアの拡張が可能だ。CPUはXeon 2.80GHz/3.06GHzを採用し、システム管理ソフトウェア「IBM Director」による障害予測にも対応している。

 ダービーオーナーズクラブ オンラインは、1999年にアーケードタイトルとしてリリースされた競争馬育成シミュレーションゲームのオンライン対応版。ゲームの開発を行っているヒットメーカーでは今回の選定理由として、省スペースとパフォーマンスの両立に加え、サーバーネットワークの冗長化が行える点を挙げている。またOSに採用されているLinuxへの保守体制も評価された。


※銀弾丸:注記 「競争馬」じゃなくて「競走馬」ね。この誤記で競馬の熟練度を見極めることが一般的に可能とされています。


 今回のシステムは、20枚のBladeCenter HS20で構築されており、正式サービス開始時までに約50枚へ拡張、10万人規模のアクセスに対応する予定。

 なおデータベースのシステムには、サンマイクロシステムズ株式会社のブレードサーバー「Sun Fire 4800」と日本オラクル株式会社のソフトウェア「Oracle9i Database」、「Oracle9i Real Application Clusters」が採用されている。


っつーことで、50枚ですよ。50枚

ほんとうにそうしたかどうかは確認できるわけもないのですが、おそらくそれに近い拡張はしてきたのではないかと、推察されます。

きっと10万人規模とかいう前提は無視して・・・・(謎)

このハード調達を購入なのかリースなのかレンタルなのかハウジングなのかも不明ですが、
これにDB鯖やらオラクルライセンスやら、もちろんネットワーク機器やらチューニング費用やら、
その他累々が積算された上での、システム構築料は、いったいどれくらいの金額になるんでしょうか・・・・(遠い目)


このあたりの推察は、衰弱堂師にお願いするとして(一方的)、
いずれにせよ、壮大なロマン溢れる贅沢な環境でDOCOは稼動していたんだろうと思われます。


にもかかわらず、一部、噂される、
あのトランザクションの重さ(SQLの逐一発行疑惑)や、
ライセンス認証鯖やユーザーデータ管理鯖との同機不調?やら、
脅威のポテンシャルとは別次元での問題も多く内包していたんだろうなぁと推察されます。


>芹澤氏は最後に、
>「データベース構築もかなりきついスケジュールでお願いしていたのですが、
>OracleとSunの組み合わせによる豊富な構築実績を持つKELさんにSlerをお願いしたことが、
>少ない工期での構築を可能にした大きな要因と考えています」と力説しました。


もしかしたら、プログラムレベルの不具合も多く解消できぬまま、正式稼動という名の「オープンβ」でDOCOは見切り発車してしまったんでしょうか・・・・・



※IBMのプレスリリース本文、この記事を書いている途中でアクセス不能となったw
※プレスリリース(サンマイクロシステムズ株式会社)
  http://jp.sun.com/company/Press/release/2003/1125.html
※ニュースリリース(日本オラクル株式会社)
  http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1004
posted by 銀弾丸 at 14:18| 福島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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